こんなお悩みはありませんか?
- ガス代が高い…
- オール電化とガス契約するのどっちが良いの?
- ガス代の平均ってどのぐらいなの?
ここ最近のガス代の高騰によって、ガス代が気になる人が多いはず!
この記事では
- 同棲でかかるガス代
- ガス代の仕組み
- ガス代の節約術
をそれぞれ解説していきます。
ガス代についてしっかり理解しよう!
同棲でかかるガス代の平均は5,209円
同棲でかかるガス代は、約5200円でした。
しかし、ガス代は季節や地域によって大きく変動します。
それについて次に解説していきます。
月ごとのガス代の平均金額
月 | 料金 |
1月 | 7,974円 |
2月 | 8,289円 |
3月 | 7,891円 |
4月 | 6,796円 |
5月 | 5,765円 |
6月 | 4,736円 |
7月 | 3,999円 |
8月 | 3,266円 |
9月 | 2,790円 |
10月 | 2,856円 |
11月 | 3,550円 |
12月 | 4,596円 |
ガス代は、冬になると暖房器具やお風呂の追い炊きなどで金額が上がり、夏場は逆に下がることが分かります。
地域ごとのガス代平均金額
北海道 | 東北地方 | 関東地方 | 北陸地方 | 東海地方 |
5,042円 | 4,078円 | 5,728円 | 4,060円 | 5,643円 |
近畿地方 | 中国地方 | 四国地方 | 九州地方 | 沖縄地方 |
5,883円 | 3,990円 | 3,497円 | 4,249円 | 4,223円 |
上の表を見ていただくと分かると思いますが、地域によって金額差が大きくあることが分かると思います。
金額差で言えば、月2200円の差があります。
では、なぜこの金額差が生まれるのでしょうか?
地域でガス代に差が出る理由は「ガスの単価がエリアや会社で変わる」「ライフスタイルが違う」からです。
ガス単価がエリアや会社で変わるというのはなぜでしょうか?
それについて次で解説していきます。
ガスの種類は、「プロパンガス」と「都市ガス」がある
ガスには、「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類あります。
都市ガスとプロパンガスの違いはこちら。
特徴 | プロパンガス | 都市ガス |
金額 | 高い | 安い |
利用できる地域 | 全国どこでも | 限定 |
災害時 | 復旧が速い | 復旧が遅い |
都市ガスとは?
都市ガスは、公共インフラであるガス管を利用してガスを供給する形式のサービスです。
2017年4月に自由化されましたが、業者による大幅な価格変更は現在まで行われていません。
つまり、都市ガスは、元々が公共インフラのため、価格が安いことがメリットです。
しかし、都市ガスは限られた地域でしか使えないため、たいていはプロパンガスを使っていることが多いです。
プロパンガスとは?
プロパンガスは、ガスボンベを設置することでガスを供給する形式のサービスです。
都市ガスと異なり、各事業者が自由に価格を設定しています。
つまり、金額を上げようと思ったら、いくらでも際限なく上げることができます。
ガス代は基本料金+従量料金
ガス代は、基本料金+従量料金で決まります。
「プロパンガス」と「都市ガス」の2つとも基本料金+従量料金で決まりますが、金額が大きく異なります。
例として、「都市ガス」は東京ガス、「プロパンガス」は相場がないのでプロパンガス協会が出しているプロパンガス適正価格料金表で比べてみました。
20㎥で金額を比べてみると
プロパンガスの料金が10,340円、
都市ガスが、基本料金759円+従量金145×20=3,659円
金額差でいうと、約6700円の差があります。
基本料金
基本料金とは、ガスを使用していなくても払うお金です。
都市ガスの基本料金とプロパンガスの基本料金を比べてみると
都市ガスは20㎥で759円、プロパンガスは1800円となっています。
だいたい2倍の金額差があります。
従量料金
従量料金とは、ガスを実際に使用した量に対してかかる金額です。
都市ガスの従量料金とプロパンガスの従量料金を比べてみると
都市ガスが約145円、プロパンガスが380円となっており、
2倍以上の金額差となっています。
賃貸でガス代を抑えるためのポイント5選
賃貸でガス代を抑えるコツとしては、
- お風呂の浴槽の蓋を閉める
- お湯の温度をいつもより1度下げる
- 追い炊きをしないようにする
- ガス会社を変える
- オール電化の物件を検討する
お風呂の浴槽の蓋を閉める
お風呂の浴槽の蓋を閉めることで、お湯の温度が下がりづらくなります。
お湯の温度が下がると、追い焚きをする必要がありますが、追い焚きはガスを多く消費します。
お湯の温度をいつもより1度下げる
お風呂の設定温度を下げると、お湯を沸かすために必要なガス量が減ります。
そのためガス料金も下がります。
ただし、温度を下げすぎて使い勝手が悪くなるのも考え物なので気を付けましょう。
追い炊きをしないようにする
一度のお追い炊きにかかるガス代は、都市ガスだと約100円、プロパンガスだと約160円です。
追い炊きをするとけっこうなガス代がかかるので、出来る限りしないようにしましょう。
ガス会社を変える
ガス会社を変えることで、ガス料金を安くすることができます。
しかし、賃貸では大家さんがガスを一括で契約をしているので、実質的に変えることは難しいです。
一戸建ての場合は、変更も容易ですが、アパートやマンションだと厳しいです。
お願いにはなりますが、大家さんと管理会社に相談するという手もあります。
オール電化の物件を検討する
オール電化の物件を検討することで、ガス代がそもそもなくなるのでおすすめです。
プロパンガスの場合、料金体系がサイトに書かれていないこともありますが、電気会社だと書かれているので、比較しやすいこともメリットです。
まとめ:ガス代の仕組みを知って賢く生活しよう
同棲でかかるガス代の平均は、約5200円です。
しかし、季節や地域、ガスの種類によっても金額差は大きくなります。
特徴 | プロパンガス | 都市ガス |
金額 | 高い | 安い |
利用できる地域 | 全国どこでも | 限定 |
災害時 | 復旧が速い | 復旧が遅い |
自分が契約する物件が都市ガスなのか、プロパンガスなのかは物件の契約時に聞いておくと良いでしょう。
ガス代の仕組みや金額を知って賢く生活しましょう!
電気代やガス代を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。▼